公開プラグインとして作ったものではないので、一般に利用できるものではないですがいろいろやってみました。
そのときに感じたことをもろもろとまとめます。
目次
WordPressとMautic API Libの相性はちょっとよくない
いきなりネガティブなことになりますが、WPの仕様との相性はあまりよくないです。
というのもWordPressでは_SESSION
を使うなというのがスタンダードなコーディングスタイルだからです。
参考:Code Review: What We Look For – WordPress.com VIP: Enterprise content management platform
そのためMautic API Lib for PHPを使うとWordPress向けに設定されたphpcsがwarningをはいてきますが、ライブラリごと作り直すくらいしか対応方法が思いつかないのである程度割り切りましょう。
WooCommerce / WordPressはフックが多いため、データ取得などはやりやすい
全購入ステップ1つ1つに割り込みできるんじゃないかと思えるくらいフックが豊富なのがWordPress / WooCommerceの特徴の1つかなと思います。
WooCommerceの顧客IDとMauticのコンタクトIDのマッピングさえできていれば、特定の行動(カゴ落ち・キャンセル)などに対してセグメント追加やタグ付けなどのアクションを発火させることも可能そうです。
WooCommerceの顧客IDとMauticのコンタクトIDはそれぞれ内部に持たせておくのが無難
WordPressもMauticもIDからユーザー情報を取得します。
ですのでカスタムフィールドやユーザーメタを用いてWordPressにはMauticのコンタクトIDを、MauticにはWordPressのユーザーIDを保存しておくのが無難かなと思います。
ということでざっとですが、以上です。